MacBook Airで動画編集はきつい?8GBでも編集できる?

動画編集をこれから始めようと思っている方は、そもそもどのパソコンを選べば良いか分からない方は多いのではないでしょうか。その中でも、MacBook Airを検討している方は、MacBook Airで動画編集ができるのか気になるかと思います。
本記事では、MacBook Airでは動画編集がきついのかや、MacBook Airを使って動画編集をする方法を解説します。

MacBook Airだと動画編集はきつい?
結論として、MacBook Airでの動画編集は「きつい」と言われることが多いです。動画編集者の多くは、Windowsのスペックの高いパソコンや、MacBook AirではなくMacBook Proを使うケースが多く見られます。
実際に、当社が提供している「動画編集講座」の受講生も、MacBook AirではなくMacBook Proを使っている割合が多いです。
では、なぜMacBook Airでの動画編集はきついのでしょうか。代表的な理由は下記の通りです。
- PCのスペックが中途半端
- 長時間の編集には不向き
- 動画編集ソフトが限られる
それぞれ順番に見ていきましょう。
PCのスペックが中途半端
MacBook Airは、薄型軽量で持ち運びに便利な一方で、動画編集に必要なパフォーマンスやスペックは他のノートパソコンと比べるとやや不足気味です。CPUやGPU、メモリなどのスペックが中途半端なため、高負荷の動画編集作業には適していない場合が多いです。
長時間の編集には不向き
MacBook Airの冷却システムは、他のハイエンドのノートパソコンに比べると性能が劣ります。そのため、長時間の動画編集作業を行うとオーバーヒートしやすくなり、パフォーマンスが低下する可能性があります。
動画編集ソフトが限られる
MacBook Airでは、動画編集ソフトの選択肢が限られることもあります。一部の高機能なソフトウェアは要求するスペックが高く、MacBook Airでは快適に動作しづらい場合があります。

つまり、MacBook Airは高度な動画編集にはスペックが足りないというのが結論です。
MacBook Airで動画編集をするには?
ここまで解説した通り、MacBook Airは動画編集にはあまり適していません。しかし、MacBook Airで動画編集を行う方法もあります。そのための手順は下記の通りです。
- メモリを増やす
- 軽めの動画編集ソフトを使う
- 冷却台座・パットを使う
- MacBook Air以外のPCも検討する
それぞれ順番に解説します。
メモリを増やす
MacBook Airのメモリを標準搭載のものよりも多く増設することで、動画編集時の負荷を軽減できます。多くのアプリケーションを同時に実行する場合や、大容量の動画ファイルを扱う際には、十分なメモリが必要です。
具体的には、最低でも8GB以上のものを選択しましょう。

軽めの動画編集ソフトを使う
MacBook Air向けに開発された、軽量で動作の軽い動画編集ソフトを選択することで、パフォーマンスを最適化することができます。リソースを少なく消費するソフトウェアを選ぶことで、MacBook Airでも比較的スムーズに動画編集作業を行うことが可能です。
冷却台座・パットを使う
長時間の動画編集作業を行う際には、MacBook Airの冷却性能を向上させるために冷却台座や冷却パッドを利用することが有効です。これによりオーバーヒートを防ぎ、安定したパフォーマンスを維持することができます。
MacBook Air以外のPCも検討する
最終的には、MacBook Airでの動画編集が限界に達する場合は、より高性能なPCやMacBook Proなどの機種を検討することも重要です。よりパワフルなハードウェアを備えたPCを使用することで、より快適な動画編集作業が可能となります。
まとめ:動画編集のPCは良いものを使いましょう
本記事では、MacBook Airで動画編集ができるのかを解説しました。動画編集作業は、高いパフォーマンスや十分なメモリ、適切な冷却システムが必要です。MacBook Airなどの軽量ノートパソコンでも一部の軽量な編集作業は可能ですが、本格的な動画編集を行う場合は、より性能の高いPCやMacBook Proなどを検討することが重要です。パフォーマンスや快適さを優先し、動画編集作業を効率的に行いましょう。